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2019年05月27日

アホウドリの別名

チームリーダー部長の尾上でございます。アホウドリの第一人者である東邦大学の長谷川博教授の著書を読ませて頂いているのですが、実に面白いです。

私達は鳥島のシンボルであるアホウドリについて知識を深めるため、本だけでなく直接長谷川博先生と連絡取り合う中で教えを請いてきました。
ある時先生は、これからはアホウドリの事を「オキノタユウ」と呼んであげて欲しいと私達に語られました。

オキノタユウは山口県長門周辺の漁師が呼んでいたアホウドリの呼び名です。アホウドリは鳥島周辺以外には尖閣諸島周辺にも棲んでいて、大量に繁殖していた当時は日本の至るところで見かける事ができたと言います。事実、九州北部沿岸では「らい」、沖縄では「信天翁」、高知県では「とうくろう」、関東では「だいなんかもめ」、北海道ではアイヌ語で「しかべ」と呼ばれ親しまれていました。

中でもオキノタユウは「沖の海にすむ立派で神々しい鳥」という素晴らしい意味が込められているのです。

オキノタユウの呼び名は認知度が殆どありません。この記事を呼んでいない団員は間違いなく混乱してしまうので、ブログ上では今まで通りアホウドリと呼ばせて頂きます。皆さんも心の中でオキノタユウと呼んであげて下さいね。

アホウドリの別名



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Posted by はままつ少年の船 実行委員会 at 00:09│Comments(0)2019コラム
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